予防 / 毎日のケア / 2026年10月28日
歯みがきの仕方、
どこに・どう当てる?
同じ歯みがきでも、むし歯を防ぎたいのか、歯ぐきを守りたいのかで当て方が変わります。公的な資料の説明を、場所ごとに整理しました。
むし歯ができやすい場所
むし歯になりやすいのは、奥歯のかむ面(溝)と歯と歯の間です。
| 場所 | みがき方 |
|---|---|
| 奥歯のかむ面 | 溝に毛先を当てて、小刻みに動かす |
| 歯の表と裏 | 毛先を歯に直角に当てて、往復させる |
| 歯と歯の間 | デンタルフロス(糸ようじ)を使う |
歯ぐきを守りたいとき
歯周病は、歯と歯ぐきのすき間から進みます。だから毛先を当てる場所が変わります。
- 歯の表側は、歯と歯ぐきの境目に毛先を45度に当て、弱い力で細かく動かします。
- 奥歯の裏側も同じように45度。前歯の裏側は、歯ブラシを縦にして使います。
- 毛先が歯ぐきの境目まで届いているか、鏡で見て確かめるのがコツです。
歯と歯の間は、道具を使い分ける
歯ブラシだけでは、歯と歯の間は十分にきれいになりません。すき間の大きさで道具を選びます。
| すき間 | 道具 | 使い方のポイント |
|---|---|---|
| せまい | デンタルフロス | のこぎりのように前後に動かして入れ、歯の面にそわせてかき出す |
| 広い | 歯間ブラシ | 表側からやさしく入れて数回往復。裏側からも同じように |
歯間ブラシは、すき間より少し小さめのサイズを選びます。合うサイズは、かかりつけの歯科医院で相談できます。
歯ブラシの交換は、1か月が目安
日本歯科医師会は、1か月を目安に、少なくとも3か月に1回の交換をすすめています。毛先が開いた歯ブラシは、汚れを落とす力が下がります。
歯みがきだけでは、届かないところもある
歯みがきは汚れ(歯垢)を落とす基本ですが、奥歯の溝や歯と歯の間は、みがくだけでは取りきれないことがあります。フッ素入り歯みがき粉や、歯科医院での定期的な掃除と組み合わせるのが大切です。
フッ素入り歯みがき粉の量と濃度
歯医者の定期検診は何か月ごと?
出典
- 日本歯科医師会 テーマパーク8020「歯ブラシ/磨き方」(場所ごとのみがき方)
- 日本歯科医師会 テーマパーク8020「歯ブラシ交換の目安」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯間部清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)」(谷口奈央・福岡歯科大学、2021年1月12日更新)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯みがきによるむし歯予防効果」(葭原明弘・新潟大学、2019年8月8日更新)
この記事は一般的な情報です。歯や口の状態について気になることは歯科医師にご相談ください。